Q.　二年前に新築をしました。内装も外装ともに材料はレビスタンプを使いました。カウンターに接している漆喰部分を雑巾で水拭きしたところ、ゴソット剥がれてボードまで見えてしまったんです。工務店さんからは石のように固くなると聞いてたんですが、こんなにも弱いもんでしょうか？それと水拭きはだめですか？依頼した工務店が頼りにならず、、、どうしたらいいのか教えていただけますか？

 

A.   レビスタンプは気硬性で空気中の二酸化炭素と反応して固まるのですが、その時に空気に浮遊している化学物質も一緒に吸着してくれるのでシックハウス効果があり健康建材と言われてるんですね。石灰（しっくい）は石灰が石灰岩に戻っていく過程で100年程かけて徐々にもどっていくといわれておりますので、新築2年目ということは、始まったばかりといったイメージで捉えていただいたらわかりやすいのではないでしょうか。年月がかかりますが、吸着効果はずっと持続してくれるし、レビスタンプは日本の漆喰と比較すると調湿効果も抜群にいいんです。

ヒビやはがれの原因

 

ヒビや剥がれたの不具合はおそらく下地からの原因が考えられます。特にボードの継ぎ目部分は気を付けないといけない点なんです。見えない下地が一番重要で大切ということです。新築ということですので他に原因はなさそうですが。。。一度工務店に問い合わせて聞いてみてください。わからないことは何でも相談してみて、それに対してしっかりと応えてくれたり、また予算にあった提案をしてくれる業者がいい業者ではないかなあと思います。

しっくい壁の汚れはどうしたらいいの？

 

雑巾で拭かずに簡単な汚れは普通の消しゴムで消してみてください。食器用キッチン泡ハイターでスプレーしても消えます。漆喰はアルカリ性なのでアルカリ性のハイターは大丈夫です。漆喰は汚れてはきますが、それもまたいい味わいとなり古びた感じもとても雰囲気がありいいもんです。あまり神経質にならず長～い目で見てレビスタンプのもつ自然の力や職人の手しごとのあたたかさを感じる、そんな楽しみ方もありではないでしょうか・・・